簿記

日商簿記3級、1ヶ月半で独学合格した方法を詳しく紹介

独学

こんにちは、ミミズクです。

自分のスキルアップの為に簿記の勉強を始めました。そして勉強開始から約1ヶ月半で無事に日商簿記3級に合格することができました。

私がどの様に勉強をおこない試験に合格したのか?

これから独学で日商簿記3級の勉強を始めようと思う人の役に少しでも立てれば嬉しいです。

独学の学習方法

早速独学で合格するにあたり、どの様な教材を使用してどの様に勉強をおこなっていったのか紹介していきたいと思います。

使用した教材

まずは私が独学で使用した教材を紹介します。

使用教材
  • 【簿記系You Tuber?】ふくしままさゆき You Tubeチャンネル
  • よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング 日商簿記3級 TAC簿記検定講座 Ver.11.0
  • よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商簿記3級 TAC簿記検定講座 Ver.11.0
  • 第158回をあてる TAC直前予想模試 日商簿記3級

動画学習とテキスト、最終的には試験の本番に近い形で問題を解いて知識を深めるという事をおこなっていきました。

学習方法

まず最初に始めた事、それはYou Tube を見る事でした。

簿記に興味を持った時にYou Tube でも簿記の事を検索する様になりました。

その時に見つけたチャンネルが【簿記系You Tuber?】ふくしままさゆきさんのチャンネルでした。何も簿記の知識のない私がいきなりテキストを読み進めるのではなく、動画のコンテンツで入っていったのは今思い返せば非常に良かったと感じています!

まずは動画で全体を見る事でテキストや問題集をみた時にすんなりと自分の中に入ってきました。

活字だけではなかなか理解できない人にもおすすめの方法です!

そして、You Tubeをみた後は問題集を解いていく事を進めていきました。

TAC出版から発行されているテキストと問題集を使用して問題を解いていきます。

最初に動画をみていた事もあり、問題集を解きながら自分が分からないところ、迷ったところをテキストで補完していくという学習方法をとりました。自分の理解している事を長々と学習するのではなく、自分の理解の足りないところを主に学習していくという方法です。

正直テキストを全て読んでいるわけではないですが、問題集については全問解いていきました。この時にできるのであれば、回答用紙をプリントアウトして使用するのが良いと思います!

間違ったところを復習しようと思った時にすでに答えが書いてあると、もう一度問題を解こうと思った時に解きにくくなってしまいます。

問題集を解きながら、自分自身の理解の足りていないところをブログでアウトプットをして理解を深める様にしていきました。自分がしっかりと理解していないと人には教えることができない為、このアウトプット方法はとても自分にとって有意義であったと感じています。

この様にして自分自身の知識を深めていった後はいよいよ試験に向けての模試を解いていきます。

模試(模擬試験)をおこなう事で試験に備えていきます。常に一つの問題集を解き続けるよりも、より試験に近い感じで問題を解いていく事が大切だと思います。

試験前にはこの問題集を何度も解いていきました。

私がこの問題集を選んだ理由にはいくつか理由があります。

まずはネット試験と同じ様な環境で模試ができるということです。

私は統一試験ではなくネット試験を選択しました。その理由は次の統一試験までに時間が多くありすぎると思ったこと。私が学習を始めたのは3月の中旬でした。その為次の統一試験が6月なのでおおよそ2ヶ月半ありました。

学習を始めて1週間ほど経った時にそこまで時間をかけると自分自身が集中力を欠いてしまうと考えたのと、後1ヶ月あればなんとか、簿記3級レベルの問題を解くことができると実感があったからです。

それともう一つは試験終了後、即結果が分かるというメリットが魅力的だったからです。統一試験だと試験が終わってから約1ヶ月ほど結果が出るまでに時間がかかる様なので、このメリットは非常に魅力的だと感じました。

そして、試験会場さえ空いていればある程度自分の都合に合わせた日時で試験を受けられるということも大きなメリットではないでしょうか。

その為にネット試験に対応しているということでこの模試問題集を購入することに決めました。

購入特典でネット試験の様な回答形式(パソコンで回答形式)をダウンロードできるので、ダウンロードをしてパソコンで模試をこなしていきました。

模試は全部で4回分収録されていますが、その4回の中から各問題がランダムで出題される形式も選択できるので、模試を一通り解いた後は試験までランダム問題を解いていました。

学習時間

何も簿記の知識のない私が日商簿記3級を合格するまでにかかった学習時間はおよそ50時間ほどでした!

会社員をしているので平日の終業後に食事をとりお風呂に入った後に約2時間学習に時間を使っていました。

この学習時間の確保を生活の中に取り入れるには習慣化することが必要だと感じました。

最初のうちはもう少し学習時間を確保していましたが、やる気の起きない日などもあり、なかなか習慣化して学習することが難しかったです。

1ヶ月ほど経った時からは1日に1度模試を解くということをおこなっており、最終的には模試の点数が90点以上獲得できる状態で安定していきました。

正直最後の方はもっと早く試験の日程を入れておけば良かったと思うこともありました。

あまり時間をかけないで自分を追い込んでいくというやり方の方が自分にはあっていたのかとも思います。

独学のメリット、デメリット

ここまで私の行った学習方法を書いてきましたが、独学で学習したメリット、デメリットについても触れていきたいと思います。

メリット

メリット
  • 学習時間を自分で自由に設定できる。
  • 費用が安く抑えれる。

大きなメリットはこの2点です。

独学をするということはもちろん学校には通わないのでテキスト代などの最低限の出費のみで抑えることができます。

自分自身で学習時間を確保していく為、自分で好きな時に学習時間の確保ができるという点もメリットになると私は感じました。

デメリット

デメリット
  • 時間の確保が完全に自分次第である。
  • 分からないところを聞く事ができない(自分で調べなければならない)。

デメリットについてはこの様なことが挙げられます。

私の周りには商業高校卒業して日商簿記の資格も取得している人がいた為わからないところはその都度聞いて教えてもらう事ができました。

しかしそういった人が周りにいない場合には完全に自分で調べて解決する必要がある為そこはデメリットになると思います。

そしてもっともデメリットになり得るのは「時間の確保は全て自分次第」という事です。

もちろんスクール等に通いながらであれば強制的に時間の確保をしなければならない状況に身を置く事ができますが、完全に独学となるとそうはいきません。

社会人であれば仕事を行いながら学習していくことになりますので、自分自身で学習時間の確保をする必要があります。

「今日は疲れているからもうやらない!」の様にやらない選択を簡単にできてしまう状況にあるのです。

つまり自分の時間の管理をできないと学習が進んでいきません。できる限り学習時間の確保を習慣にすることが大切です!

まとめ

私が独学で日商簿記検定3級を取得した方法を書いてきました。

独学で学習を行った時に自分が気をつけたことや、大切と感じたことを最後にまとめておきます!

学習において大切なこと
  • 学習時間の確保を習慣化して毎日少しづつでも勉強をしていく。
  • 簿記の知識を持っている人に聞ける環境を整えておく。
  • とにもかくにも仕訳を完璧にしよう!
  • 自分が試験を受ける日にちを早い段階で決め、期日をきる。
  • 電卓を利き手ではない方の手で打てるように練習する。

最後のポイントの「電卓」についてですが、私はずっと仕事でも電卓は利き手(右手)で今までは打ってきました。簿記と電卓は切っても切れない関係です。その為、電卓の使い方次第で仕訳のスピードも変わってきます。

その電卓の使い方に慣れておくことは非常に大切なことだと感じました。

そして、利き手で紙に仕訳を書いていくためにも電卓を利き手ではない方の手で使える様にしておくと今後にも役に立つスキルになると感じました!

簿記の考え方は最初は慣れないものかもしれませんが、苦手意識を持たずに少しづつでも前に進んでいくことが大切です。

少しでも簿記の知識に興味を持っている人は考えるよりも行動!今からでも勉強を始めることをお勧めします!